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事故発生。
それは、あっというまの出来事だったそうだ。
2人は、T字路で別れた。
右の道を進めば、ユキの家。
左の道を進めば、リサの家に着く。
ユキは、いつもどおり、家に帰った。
でも、リサは…。
本当に一瞬のできごとだったという。
リサが信号を渡っているとき、信号無視のダンプカーが轟音とともにやってきた。
リサは逃げようとしたけれど、なんていったって、大型車だ。
しかも、目撃者の証言によれば、かなりスピードがでていたそうだ。
そして………悲劇がおとずれた。
リサは、すぐに病院に搬送された。
意識は、もうなかったという。
でも、かろうじて生きていた。最初の10分ほどは。
ユキが病院にかけつけたのは、事故発生から20分ほど経っていた。
ユキがみたリサは、もう……二度と目を覚まさない、リサだった。
市原 理沙 永眠。
享年13歳。
リサの人生は、これで、「おわり」だった。
だが、ユキにとっては、これが「はじまり」だった。
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